丸太から柱へ

私どもでは、米松などの原木(丸太)を仕入れて、製材機で必要なサイズ引きます。
それらを棟梁が、それぞれの住まいに合わせて一本、一本手作業でカンナをかけ、ほぞを加工し、土台、柱、梁などに仕上げます。
弊社では『プレカット』材は使用致しません。
今では、このように丸太から加工する材木店は非常に少なくなりました。
丸太
製材風景
“木のクセ”や“木取り”を考えて、丸太を角材に製材します。
(今回の丸太はイチョウの木だったので、切り取り材は「まな板」に加工しました。)
片側を製材した後、ひっくり返して再度セットします。
(今回は“芯持ち材”として加工しました。)
製材後の一部残った皮の“皮むき”をします。
(この後、“背割り”をして乾燥させます。)
“背割り”
(“背割り”を入れることで乾燥時に他の部位にひび割れが入らないようにするのです。)
大黒柱の完成
(この後乾燥して使用する前に“狂い取り”の製材をして表面を仕上げて使用します。)
乾燥済み木曽桧(通称:キソッピ)の“通し柱”の仕上げ
鉋(カンナ)の台の調整
(カンナと木材との接触面の調整・台の加工を行います。)
鉋(カンナ)台の確認・調整
鉋(カンナ)の刃研ぎ
(常にこまめに刃を研いで使います。)
鉋(カンナ)がけ
(ヒビのように見えるのは“背割り”です。)
完成
(このまま現場に直送!)

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会社名:梅原材木店(梅原建築設計事務所・常陽木材有限会社)
住所:茨城県日立市東多賀町2−12−6
連絡先:電話0294-33-0034 ファックス0294-36-3288

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